今回はイングリッシュベイのシルビアホテル(The Sylvia Hotel)に2泊しました。

シルビアホテルはペットと一緒に泊まれるだけでなく、ホテルの人や宿泊中のお客さんにもペットフレンドリーな雰囲気があるので気に入っています。

今回も犬たちは話しかけられたり、フロントでクッキーをもらったりで大喜びでした。夜更けに犬と一緒に帰って来るといつもクッキーをくれる優しい夜警さんはお元気でしょうか。今回はお目にかかれず、残念でした。

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ホテルを出るとすぐにイングリッシュベイのビーチです。

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シルビアホテルは1912年にアパートとして建てられ、今も古き良き時代の風情を感じます。

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ロビーに飾られた昔の写真で当時の様子を想像してみたり。

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昔のイングリッシュベイのビーチはこんな様子。

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今回はキッチン付きの部屋を予約しました。

部屋は思ったより広く、入り口を入るとリビング、キッチンを挟んでベッドルームの3部屋に分かれていました。

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調理器具やお皿など、必要なものはすべてそろっている使い勝手の良いキッチンでした。

このホテルにはイングリッシュベイに面したすてきなダイニングがあるのですが、今回朝食は部屋で済ませました。前夜食べきれずに持ち帰ったステーキを温め直して目玉焼きに添えたり、コーヒーを飲みながらゆっくりと目を覚ましたり、場所が変わって気分も変わると、普段は億劫な準備や後片づけも楽しかったり。

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犬たちは人間が移動するところについてくるので、いつもながら人口密度が高い空間です。

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のんびりと朝食を済ませてから犬と一緒に早朝の散歩に出かけました。

バンクーバーはあちこち花盛り。

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とても気持ちのよい朝でした。

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山あり、海あり、ビルあり。

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イングリッシュベイを海沿いに歩いていくとスタンレーパークに出ます。

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そして、スタンレーパークを突っ切った先はコールハーバー。

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シープレインの発着所。

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ここからはダウンタウンに入り、美術館の前のフードトラックでフィッシュタコスでお昼、車を取りにホテルに戻ってからグランビルアイランドへ向かいました。

グランビルアイランドから戻ると陽が傾いていました。

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パブリックマーケットでおいしそうなものを仕入れてきたので、ワインを飲みながら部屋で夕食にすることにしました。

奥にあるのは兎のパテです。

モントリオールに住んでいたときは割りと普通に食べていたのですが、バンクーバーではグランビルアイランドのOyama でしか見たことがありませんでした。グランビルアイランドに行くときには、このパテを買うのも楽しみのひとつだったのですが、いつもあるわけではないようで、何度もふられています。この日は運よく買うことができました。

Oyama という名前が日本の名前のようで気になっていたので、今回初めてリサーチしてみたところ、オカナガン地方のOyamaという場所で創業したので地名を店名にしたそうで、肉屋さん自体は日本とは無関係なのですが、地名のOyamaは大山巌侯爵にちなんでつけられたそうです。

わたしは歴史に疎いので大山巌という人は知らなかったのですが、戊辰戦争とか明治維新の頃に活躍した人だそうです。スイスに留学したこともあり、西洋かぶれでルイ・ヴィトンの最初の顧客だったとか、そんな情報は見つけたのですが、カナダのオカナガン地方との繋がりがわからず、もやもやしています。

さて兎のパテですが、バゲットとマスタードでいただきました。試しにチューブに入ったドイツ製のマスタードを買ってみました。値段がかなり安かったので期待していませんでしたが、辛味が少なくとてもおいしいマスタードでした。

手前のプチトマトと一緒に盛り付けてあるのはプティーンにのっているチーズの塊、チーズカードです。

プティーンはフライドポテトにチーズカートをのせてグレービーをかけたジャンクフード中のジャンクフードですが、ケベック州のコンフォートフードかなと思っています。今はBC州はマクドナルドでさえプティーンが買えますが、わたしがバンクーバーに来た頃、プティーンが買えるお店はダウンタウンに1件だけでした。

モントリオールに居た頃は、プティーンはポテトの切り方や揚げ油、グレービーでお店の個性が出るものだと思っていたのですが、ケベック州を離れてみてチーズカードもプティーンらしさの立役者だったことに気が付きました。

モントリオールではスナック用の小袋がコンビニのレジ脇に無造作に置いてあるようなもので、わたし自身あまり気に留めていませんでしたが、ニューヨークでケベック州のプティーンの味を求めてチーズカードを手作りしている人のレシピ などがあるので、やはり特別なもののようです。

チーズカードはチーズの食感とは似て非なるもので、弾力があって噛むと独特のきゅっきゅっとした歯ごたえがあります。フレーバーはモツァレラチーズに近いのですが、他のチーズのような強い香りはなく、熱々のポテトに載せて熱々のグレービーをかけても柔らかくはなりますがとろ~りと溶けません。

フライドポテトにチーズをのせてグレービーかけてもプティーンではない!とこだわっています。

今は地元のスーパーにも置いてありますが、値段が高いうえに今だに懐かしのチーズカードには巡り会えていませんでした。

わたしがOyama で順番待ちをしている間に家人が何気なく買ってきたこのチーズカードは、まさにわたしが思っていたチーズカードでした。グランビルアイランドのパブリックマーケットにはバンクーバーに住んでいた時から何度となく行っていたのに、今ごろ見つかるとは不覚。


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グランビルアイランドでは地元のアーティスト、Kritian Adamのポスターやポストカードも買ってきました。去年の夏、友人Tが訪ねてきた際にギャラリーで見つけて以来ファンになった作家です。

これはCartoon Dreamin'というお題です。

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キャンプ生活のような食卓という風ですが、メインのためにおいしそうなステーキ肉も買いました。2日続けてステーキ…ではありますが、実はワインのお伴で充分おなかがいっぱいになってしまったので、肉はアイスボックスに入れて大切に持ち帰りました。

わたしの住んでいる地元はBC州の牧畜業地帯ですから放牧牛があちこちにいます。それなのに何故、わざわざバンクーバーで?ですが、地元産の、特にグラスフェッド、オーガニック、サーティファイドオーガニックなどの付加価値の高い肉は大都市バンクーバーへ出荷されて、少量が地元の地産地消系に回ったり、まとめ買いの小売りをしてくれる牧場の在庫になっています。

現代の物流システムはそんな感じですが、欲しいものを欲しいときに必ず買えるわけではないので、バンクーバーでステーキ肉をありがたく買って帰ったりしてしまいます。

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キッチンの窓から陽が落ちる様子を確認しながら、日没を待ちました。

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ベンチに腰掛けて陽が落ちるのを待ちました。

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周囲がシルエットになって一日が終わります。

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やはり海辺の夕日は最高です。これを見るために、今後もバンクーバーに何度も足を運ぶでしょう。

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